メディカルミディアムの情報の中で意外だったのが、玄米(お米)、大豆、豆類、発酵食品が、私たちが健康に生きていくうえでそれほど優先順位の高い食べ物ではないということです。またビーツについてもあわせてご紹介します。
メディカルミディアムでは、食べ物を大きく以下の3種類に分けています。
——————————————————————————————–
・脳細胞食品 ブレインセルフード
(Brain cell foods)
積極的に私たちの治癒を助ける食べ物。果物、葉物野菜、ハーブ、野生食品、野菜の5つのカテゴリー。病気と闘い、かつグリア細胞、結合組織、ニューロンなどの脳内の細胞の成長もサポートする食べ物。(参考記事:果物ほか4つの癒しの食品群)
・充填食品 フィラーフード
(Filler foods)
現在の病んだ毒性の高い世界で私たちに治癒の力は提供せず、場所(スペース)をとる食べ物。微量ミネラル、ビタミン、アミノ酸、オメガ、その他の栄養素は含まれているが、ブレインセルフードに比べると(人の体内で)微量でしか入手できず、かつこの時代に人類が生き残るために最も重要な化合物の一つである抗ウイルス、抗菌性、抗寄生虫性、抗カビ性が欠けており、また有毒な重金属、化学物質を除去する化合物も含まれていない(イコールこれらの能力を持たない)。慢性疾患がない場合、最高の生存の質ではないがこれらで一応生き残ることはできる食べ物。
・脳を裏切る食品
(Brain betrayer foods)
私たちの治癒を妨げる食べ物および化学性食品。治癒過程を遅らせる、妨げる、停止させる。神経症状や慢性疾患を加速させる。または新たな健康問題を引き起こす食べ物。
——————————————————————————————–
メディカルミディアムでは、
玄米(お米)、大豆、豆類、発酵食品はそれぞれ以下に分類されています。
グルテンフリーの穀物(玄米、お米を含む):
フィラーフード、食べ方によっては脳を裏切る食品
大豆:脳を裏切る食品
豆類:フィラーフード
発酵食品:脳を裏切る食品
グルテンフリーの穀物(玄米、お米を含む)
玄米、お米を含むグルテンフリーの穀物は「フィラーフード」または「食べ方によっては脳を裏切る食品」で、理由は以下になります。
1.抗ウイルス性、抗菌性を持っておらず、食べても私たちの体内で有害なウイルスやバクテリアと闘いません。
2.穀物の炭水化物は、脳が必要としているブドウ糖に体内で素早く変換されません。穀物の炭水化物は、血流にすぐに分散されず、まず肝臓で生物学的に利用可能な糖に変換される必要があります。現代のほとんどすべての人の肝臓は病原体や毒素で満たされ弱っているため、穀物の糖を変換するのに苦労し時間がかかります。その間に穀物がグミ状になり粘着性が増し、肝臓に長く留まります。
3.穀物は抗ウイルス性、抗菌性を持たないため、このグミ状の粘着性が肝臓内で有害なウイルス、バクテリアを保護するコーティングのような働きをします。
4.また、弱った肝臓内で穀物の炭水化物が貴重な糖に変換されて脳に届くまでにあまりにも長く時間がかかるため、肝臓から放出される頃には炭水化物の化学構造が変化してしまいます。
5.脳が胃腸で吸収された生物学的利用可能性の高い糖と、肝臓から供給された穀物由来のそれほど利用可能性の高くない糖を同時に受け取った場合、この2種類の糖は衝突し、脳が利用可能性の高い糖を受け取るのを、穀物由来の糖が邪魔します。脳が糖を充分に受け取れないために、必要な量の糖を求めて穀物を大量に食べたくなる行為(穀物の中毒性)を引き起こします。
6.穀物は脂肪(卵、動物性タンパク質、油で調理した料理、アボカド、乳製品、チーズなど)と組み合わせて食べられることが多く、脂肪が細胞の糖の吸収を妨げるため、生存に必要な量の糖を求めて穀物への中毒性がさらに高まります。食べてもすぐにお腹がすく人がいるのはこのためです。
7.もし穀物を食べるなら最良の選択肢は順番に、1キビ(肝臓で簡単に糖に変換できる)、2オーツ麦、3キヌア(腸の内壁にチクチクしますが)になります。お米はたとえ玄米であってもこの3つの穀物より栄養価は低くなるそうです。
このように玄米、お米を含むグルテンフリーの穀物は、消化・吸収・体内利用に時間がかかり、肝臓にも負担がかかるうえに、利用できる栄養素が果物・野菜よりも少なく、かつ抗ウイルス性・抗菌性・毒素や金属の排出能力を持たないため、日常の食事の中で大きな割合を占めないよう注意が必要な「充填食品 フィラーフード」になります。
また穀物由来の糖が体にとって利用可能性の高い果物・野菜の糖の吸収を邪魔することや、脂肪と一緒に食べる(脂肪は細胞が糖を取り込むのを妨げる)など、食べ方によっては「脳を裏切る食品」になります。
(「Brain saver」ではフィラーフードに、「Brain Saver Protocols」では「不適切な食べ方をした穀物」という表現で脳を裏切る食べ物にリストされています。)
大豆
大豆(大豆そのもの、豆腐、醤油、味噌、枝豆、豆乳、煎り大豆、大豆プロテインパウダー、大豆ミート、大豆チャンクを含む)は「脳を裏切る食べ物」で、理由は以下になります。
1.今日の時点ですべての大豆(有機栽培されたものも含め)はGMO(遺伝子組換え作物)の交差汚染を受けているため。メディカルミディアムによると、人類が誕生して以来、人の脳は摂取した食べ物とコミュニケーションをとっており、また植物は人間や動物に食べられるために、自身の内部の栄養素と化学物質を、人体に治癒・パフォーマンス・成長の機会を与えるよう設計しているといいます。しかしGMO作物は遺伝子組換えされたことで、人ではなく、植物自身を守るようその使命が変更されており、体内に取り込まれたGMO食品は、脳と摂取した食品との通信回路を切断して脳を混乱させ、脳の健康のためのバランスと連続性を解体するように設計されています。また私たちの脳もその破壊的なメッセージを理解しているといいます。また脳はGMO食品を工業化された化学物質と認識しており、摂取しても異物とみなされ体内で利用できません。さらにGMO大豆はウイルスとバクテリアのエサになります。
2.大豆と大豆製品は「タンパク質源」と誤解されていますが、本来は明らかな「脂肪」と認識されるべきで、その脂肪含有量の高さから、グルコース阻害剤(細胞が糖を取り込むのを阻害する)になる不健康な脂肪です。
3.大豆製品にはキャノーラ油やオリーブオイルなどの脂肪や、MSGが添加されていることが多いため。
豆類
以下の豆が「フィラーフード」としてリストに記載されています。
小豆、黒豆、ささげ、ひよこ豆、金時豆、うずら豆、バター豆(butter beans)、白いんげん豆(cannellini beans)、白いんげん豆(navy beans)
これらには抗ウイルス、抗菌、抗寄生虫、抗カビ性の化合物が含まれておらず、また病原体、有毒な重金属、有毒な化学物質を解毒する力もないため、特に病気の症状がある場合は、薬効のある「ブレインセルフード」を最大限に摂取できるよう、これらの「フィラーフード」は取り入れるとしても日常の食事の中で控えめにしたい食べ物であると書かれています。
発酵食品
メディカルミディアムでは、例として「ヨーグルト(植物性、動物性ともに)、チーズ、ザワークラウト、サワードウ、酢や塩漬けされた保存食、発酵肉・魚製品など」と記載されています。
ちなみに
「酢や塩漬けされた保存食」は、ピクルス、漬物など
「発酵肉・魚製品」には、生ハム、ペパロニ、サラミ、塩辛、なれずし、くさやなどがあります。
発酵食品は、以下の理由により「脳を裏切る食品」となります。
1.発酵食品や発酵製品に含まれる微生物は、非生産的な微生物で、腸内に自然に持っている善玉菌などの有益な微生物とは異なります。
2.発酵食品や発酵製品に含まれる非生産的な微生物は、摂取しても胃の塩酸での破壊対象になりますが、ほとんどの人は塩酸が弱っているため腸管に着地します。この非生産的な微生物は胃腸内環境で長くは生存しませんが、中にはその死骸がウイルス、悪玉菌、非生産的な菌のエサになるものもあります。ウイルスや細菌のコロニーを爆発的に増やすほどではありませんが、それらを養い生かし続けるには十分です。
3.そもそも私たちの腸内の微生物叢(マイクロバイオーム)の仕組みとして、善玉菌は悪玉菌とは戦いません。腸内の善玉菌は悪玉菌を締め出そうとしたり、殺したりしません。そのため発酵食品をたくさん摂取して、たとえ「理論的には」腸内に善玉菌を増やしたとしても、悪玉菌は腸内に存在し続けます。
4. 発酵食品は発酵プロセスを通じて電解質を失います。また植物が腐敗すると植物に含まれている微量ミネラル塩の組成が変化してしまうように、発酵過程で植物化学物質などの他の栄養素も不活性化され破壊されてしまいます。そのため発酵食品は、脳にとって必要な栄養が含まれていないエンプティーフード(空っぽの食べ物)となります。
5.植物にもともと含まれていた抗ウイルス性・抗菌性化合物も、発酵過程で失われてしまいます。
6.また発酵食品は、腸からウイルスや有毒な重金属を取り出すことはありません。脳内の有毒な重金属の酸化を止めません。脳内のウイルス由来の神経毒にも対処しません。
7.発酵乳製品や発酵肉・魚の脂肪は酸化して硬化するため、非発酵の調理肉の脂肪より密度が高くなります。そのため胆汁による分解が難しく、十分に分解されなかった脂肪は腸内で悪性の病原体を増殖させます。
ビーツ
ビーツは肝臓を癒し血液を作る食べ物と考えられていますが、メディカルミディアムでは、本当に世間で認識されているほど健康のために積極的に取り入れたい優先順位の高い食べ物でしょうか?といいます。その理由は以下になります。
1.最大の理由は、ビーツよりもはるかに効能の高い果物・野菜が他にたくさんあることです。
ビーツも肝臓を癒し浄化するのを助ける力を少しは持っていますが、レッドピタヤ(赤い果肉のドラゴンフルーツ)は、ビーツよりはるかに肝臓を癒し血液を作るのに役立ちます。またワイルドブルーベリー、アスパラガス、芽キャベツは、ビーツよりもはるかに肝臓を洗浄します。
リンゴのペクチンはビーツよりも肝臓の治癒に効果があり、レッドピタヤとワイルドブルーベリーには、未発見の奇跡的な抗酸化物質が含まれており、またアスパラガスと芽キャベツは、血液、リンパ、肝臓を浄化する特性を持ち、肝臓の洗浄にかけてはこの2つに並ぶものはないそうです。
2.砂糖、缶詰、工業用染料のために栽培されるビーツは遺伝子組換えされているため、たとえ有機や非GMOと保証された野菜として栽培されたビーツであったとしても、他家受粉(虫や風による他の花からの受粉)による種子のGMO汚染が問題になりつつあります。(この問題はトウモロコシも同様です。)
以上のことから、ビーツは肝臓を癒し浄化するのを助ける力を少しは持っているし、もし楽しみとして自分でビーツを育てているのなら、育てたり、地面から引き抜き土を落としたり、調理したり、食べたりする行為そのものに癒しの効果があるのでやめる必要はないが、治癒食品(ヒーリングフード)の壮大な計画の中でのビーツの立ち位置を理解した今、今後の人生の限りある食事回数の中で、優先的に何を取り入れるかを個人で選択してほしいと、アンソニーさんは言っています。
メディカルミディアムHP
Brain Cell Foods Vs. Filler Foods
帯状疱疹ウイルスの治癒を助ける12の食品
エプスタイン・バーウイルスと戦うのに役立つ12の食品
連鎖球菌感染症の治療に役立つ12の食品
風邪やインフルエンザに効くトップ10の食品
慢性疾患の治療に避けるべき食品
肝臓を癒す食べ物
肝臓救済スムージー
関連記事
高エネルギー微生物とビタミンB12