休みの日やくつろぎたい時に、いつも行きたくなるお気に入りの場所がいくつかあります。
次の休みはまたあそこに行きたい、と頭の中で楽しみにして、何度でも足を運びたくなる癒しのスポットです。
それは大きめの公園だったり、河川敷きだったり、入場料を払って入るような観光商業施設だったり、海水浴ができる砂浜だったりいろいろですが、居心地がよくて休みのたびに何度でも行ってしまいます。
かたや、どんなに景色が良くて素敵でも一度行ったら、もう行かなくていいかな、と足が遠のいてしまう場所があります。有名だし人気だし景色や施設は本当に素晴らしいんですが、いったん家に帰るともう、また今度あそこに、とは思わないのです。
最近、そのお気に入りの場所の共通点に気が付きました。
それは、家から持ってきたお弁当を広げて、くつろいでゆっくり食べられる場所と雰囲気があるということです。
これまでお気に入りのスポットにお弁当を持って行ったことは一度もなく、施設内の飲食店を利用したり、外で購入したものを持ち込んだりしていましたが、思えばどの場所も必ず、
家で作って持って来たお弁当を広げて楽しんでいただいても全然ウェルカムですよという空間(テーブル、ベンチ、広場など)がありました。
意識していなくてもそこに、その場所や施設がもつ自由でおおらかな優しい雰囲気と、自分はここでいつでも好きなものを好きなように食べることができるんだという安心感を感じていたのかもしれません。
一方、もう行かなくていいかな、と思った場所はどこも、お店のものしか飲食できないか、ベンチも場所もあってルール的にも問題ないけど、人の多さ、雰囲気など、ここでお弁当を広げてゆっくりするのはちょっと難しいかなと感じる場所でした。
実際に持って行ったことはなくても、こんなにも日常の中で無意識に、お弁当を広げて楽しむことをひそかにシュミレーションしていた自分に驚きます。
今は外で食事する時はお弁当になりますが、何も問題ありません。次の休みはどこのお気に入りスポットに行こうかな、といつも通り選びます。
心地よい場所の共通点
